投稿

Flow x ネットワークソリューションの組み合わせについてまとめてみた。

イメージ
※本記事はNutanix Adventカレンダーの記事です。 ※なお、本記事記載の見解は個人の見解であり、所属する会社の公式見解やその他製品・サービスを保証・推奨するものではありません。 ------------------ Nutanix社の年次カンファレンスである.Next Europeで多くの発表がありました。サーバー方面でも面白い発表がありましたが、実は「One Click Network」などネットワーク関係でも注目のセッションがありました。本記事では、Flow x ネットワークソリューションとして、サービスチェイニングの機能を利用したネットワークベンダーとの連携について、まとめます。 ----------------- おさらい:flowって? FlowはNutanix社が開発したSDN(ソフトウェア定義型ネットワーク)で、Nutanixの特徴であるシンプルな操作感はそのままにネットワークの可視化、マイクロセグメンテーション、サービスチェイニングとネットワーク自動化の3つの機能を提供します。 ①ネットワークの可視化 Prismで提供されている可視化がネットワークでも可能になります。仮想インスタンス間でのフローを自動で検出し、 アプリケーショントラフィックを見える化します。 ②マイクロセグメンテーション 仮想インスタンス間のファイヤーウォール機能を提供します。従来型のソリューションと違い、アプリケーションを中心とした保護(ポリシーベースのきめ細やかなコントロール&ガバナンス)機能を提供することができるなど、Nutanix社のAcroloisソフトウェアと統合されているからこその特徴を持ちます。  ③サービスチェイニングと自動化 仮想インスタンス間での複数サービスへの接続や、トラフィックに関するきめ細やかな制御を提供します。 また、ネットワークベンダー各社の提供するソリューションと組み合わせてさまざまな追加機能を実現します。 ネットワークベンダーとの連携ソリューション ①Flow x 仮想ファイヤーウォール Flowに仮想ファイヤーウォールを組み合わせて、より高度なセキュリティ実装を可能にします。(仮想インスタンス間の通信であるEast-Westトラフィックだけではなく、仮想インスタンスと外部の通信であるNorth

.Next europe 2018 UK キーノートまとめ

お疲れ様です。 今週はラスベガスでAWSのイベント、ロンドンでNutanixのイベント、とイベントが多い週なので大変です。 さて、日本時間の19時から(現地時間9時から)Nutanix社のカンファレンスイベント である.Next europe 2018 が開催されました。 ストリーミングでチェックした内容から、注目ポイントをまとめるとこんな感じです。 (かっこでコメントも書いています) ① Nutanix AI   Nvidia DGX-1によるGPUインテンシブなHCI   (いくらするんだろう) ②Era(DBマネージドサービス)   MS SQL&Maria DBも対応   ライフサイクル管理やDRの機能・SAP HANAにも対応予定とのこと   (インメモリーDBにも対応するって.....どうやるんだろう) ③karbon  (コンテナ環境のマネージド環境)   K8sを簡単かつシンプルに提供 ④Buckets(オブジェクトストレージ)の提供開始 どこもかしこもAI、機械学習、GPUや次世代のメインストリームであるコンテナ 運用ソリューションを投入しているので、時代に対応しつつも、競合ベンダーへの 対抗策を打ち出して来ているというところでしょうか? 明日以降、各サービスについて、別途発表された内容を解説していきます!

はじめに

このblogは日本国内にてインフラ系の提案活動に従事する 人間の心のつぶやき、気づいたこと、お役立ちtipsを載せるサイトです。 本サイトは所属する会社の見解を示すものではなく、また取り上げた製品・サービスの品質や性能を保証するものではございません。