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Flow x ネットワークソリューションの組み合わせについてまとめてみた。

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※本記事はNutanix Adventカレンダーの記事です。 ※なお、本記事記載の見解は個人の見解であり、所属する会社の公式見解やその他製品・サービスを保証・推奨するものではありません。 ------------------ Nutanix社の年次カンファレンスである.Next Europeで多くの発表がありました。サーバー方面でも面白い発表がありましたが、実は「One Click Network」などネットワーク関係でも注目のセッションがありました。本記事では、Flow x ネットワークソリューションとして、サービスチェイニングの機能を利用したネットワークベンダーとの連携について、まとめます。 ----------------- おさらい:flowって? FlowはNutanix社が開発したSDN(ソフトウェア定義型ネットワーク)で、Nutanixの特徴であるシンプルな操作感はそのままにネットワークの可視化、マイクロセグメンテーション、サービスチェイニングとネットワーク自動化の3つの機能を提供します。 ①ネットワークの可視化 Prismで提供されている可視化がネットワークでも可能になります。仮想インスタンス間でのフローを自動で検出し、 アプリケーショントラフィックを見える化します。 ②マイクロセグメンテーション 仮想インスタンス間のファイヤーウォール機能を提供します。従来型のソリューションと違い、アプリケーションを中心とした保護(ポリシーベースのきめ細やかなコントロール&ガバナンス)機能を提供することができるなど、Nutanix社のAcroloisソフトウェアと統合されているからこその特徴を持ちます。  ③サービスチェイニングと自動化 仮想インスタンス間での複数サービスへの接続や、トラフィックに関するきめ細やかな制御を提供します。 また、ネットワークベンダー各社の提供するソリューションと組み合わせてさまざまな追加機能を実現します。 ネットワークベンダーとの連携ソリューション ①Flow x 仮想ファイヤーウォール Flowに仮想ファイヤーウォールを組み合わせて、より高度なセキュリティ実装を可能にします。(仮想インスタンス間の通信であるEast-Westトラフィックだけではなく、仮想インスタンスと外部の通信であるNorth